秋以降の流行が見込まれるインフルエンザ対策で、厚生労働省は28日、国民全員を対象にワクチンの接種を10月1日に始める方針を示した。新型の豚インフルエンザに加え、従来の季節性インフルであるA香港型とB型の3タイプのウイルスに対応する。接種料金は、市町村が決める。
昨季は新型インフルのワクチンと、季節性のワクチンを別々に打つ必要があったが、今季は1回で済む(13歳未満は2回)。今季に製造されるワクチンは約5800万回分の見込み。
新型インフル対策については、昨季のワクチン在庫が約7300万回分あるため、厚労省は「国民全員に対応できる量がある」として、昨季のように接種対象者に優先順位はつけない。
厚労省によると、接種料金は、昨季、新型インフルは1回3600円(2回接種が必要な子どもは6150~7200円)で全国一律。季節性は、定期接種の対象である65歳以上の人は市町村が料金を決めていたが、それ以外は医療機関が自由に決めており、約2千~4千円前後だった。混乱を避けるため、厚労省は近く目安となる補助金額を示したいとしている。
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